12月7日
今日は朝から気分が悪かった。
何故かって!?
check-outの際、宿ともめまくったのだ。
1日目は電気が通らず不便な思いをしたし、結局インターネットは全く
使えなかったので、
”これでは話が違う”
と値引き交渉をしたところ、謝る素振りも無く、
”電線が切れたんだから仕方ないだろう。我々の落ち度ではない”
と主張。
(スペイン語なので推測の部分が、身振り手振りからおそらくこんなことを
言っていたはず)
言いたいことは分かるが、その態度があまりに横柄だったので、相手が
分からないにも関わらず英語で不満をぶちまけてやると、”警察を呼ぶ”
と言い出しやがった。
"プチ~ン!”
旅行者の足元をみたような発言に切れ
”OK、そのかわり英語の喋れる警官を呼べ!!”
と言ったら
”地元の警官は英語が喋れない”
とぬかしやがる。
”世界的な観光地のくせに、英語の話せる警官もいないのか!”
とムカついていたら、本当に警察に電話しやがった。
もはやお金の問題ではなく、プライドの問題!!
警察と話す時に必要になりそうなスペイン語を辞書で調べメモし始めた時、
英語とスペイン語を話せる宿泊客がcheck-outに現れた。
彼にお願いし、こちらの言いたいことを通訳してもらったが、相変わらず
宿側は謝る素振りもなく、電話線の事を主張しやがる。
(それは分かっているって言っているだろう!アホか!!)
通訳してくれた彼は、我々の状況を把握して、宿側に色々話してくれたが
”警察が来てパスポートをチェックされたりしたら、これからの旅に影響して
しまうから、気持ちは分かるが、ここは事を済ませてしまった方が良いよ。”
とアドバイスしてくれた。
確かに彼の言っていることは正しい。
感情的になっていたが、今後の旅に影響してしまっては困る。
仕方なく料金を支払うことに。
そして、支払いが済んだ直後に警察が到着。
宿側もこちらが支払いを終えたので、解決したと警察に説明。
宿を出る時にすれ違った警官が、
”OKなんだよね?”
みたいなことを言ってきたから、メモしたスペイン語をもとに不満を言ってやると
警察も何でこちらが怒っているかを理解したような表情をしていたが
”電線が切れちゃったからね。”
みたいな事を言っている。
本当にこの地域の人にはガッカリさせられた・・・
ムカつくだけ損なので、気分を切り替えブラジルへ。
ここからブラジル側(フォスドイグアス)へは15分程度。
スタンプも無事ゲットし、ついにこの旅最後の国に入国。
ここでバスを乗り換え、一気にリオデジャネイロを目指すのだが、出発まで時間が
あるので、イタイプーダムに行ってみることにした。
このダムは、世界一の総出力発電所で規模がメチャクチャ大きく、ダムの長さは
8km、貯水池の面積は琵琶湖の2倍もあるのだ!
残念ながら放水シーンをみることはできなかったが、壮大なダムの姿は迫力が
あって最高!
しかも見学費用はタダ!(ラッキー!!)
そして、いよいよリオへの出発時間がやってきた。
この旅最後の”超”長距離移動となる22時間の旅。
今日は冷房に負けないように、しっかり長いジーンズをはくことにした。
さてさて、どうなることやら。。。
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