12月4日
ブエノスアイレス最終日は、アートの街、カミニートを訪ねてみることに。
その前に、朝食をとることにしたのだが、この時、事件発生!!
一緒に旅をしているタケさんと食べたいものが違ったので、食事の後に
合流することになっていた。
お腹も落ち着き合流場所に行くと、タケさんが顔面蒼白になっている!
(どうしたんだ~!!)
何があったのか事情を聞くと、”パスポートを盗まれた”と言う・・・
詳しい話を聞くと、いきなりマスタードのようなものをかけられ動揺している
ところを、3人がかりで取り囲まれ、マスタードを拭く振りをしながらポケットや
バックから盗まれたとのこと。
最近、この手口が流行していると本に書かれていたが、まさか本当に被害に
あうとは・・・
お金は死守できたが、パスポートや書類を入れていたケースを盗まれて
しまったとのこと。
ただ、犯人が途中でケースを捨てたらしく、幸いにもそれを見つけることは
できていた。
もう一度ケースの中をチェックすると、いつもの場所とは違うところに
パスポートが移されていることに気付き、無事発見。(ふぅ~)
どうやら金目の物がなかったので、犯人が何も取らずに捨てたようだ。
念のため、もう一度チェックしたが、何も取られていないことが確認でき
一安心。
不幸中の幸いであった。
気持ちを切り替えてカミニートへ。
鮮やかに彩られた建物が出迎えてくれ、その周りには絵画を売る露店が
立ち並ぶ。
アルゼンチンタンゴも響き渡り、陽気な雰囲気を醸し出していたな。
カミニートを散策した後に、ボカジュニアスのスタジアムを見学することにした。
(しかも、レザーを売るお店の客寄せをしていたお兄ちゃんが、何故か案内
してくれることに。)
残念ながらボカジュニアスの試合は観戦できないが、スタジアムの雰囲気を
味わってみたかったのである。
スタジアムは、観客席とグランドがとても近くなかなか良い作りになっていた。
このグランドを見てしまうと、ここで観戦できないことが更に残念に感じる。。。
お昼を食べた後、いよいよサッカー観戦へ。
しかし、ここで勘違いしていたことに気付く。
リバープレートのゲームだと聞いていたので、てっきりリバープレートの
ホームゲームだと思っていたのだが、対戦相手のRacingもブエノスアイレス
のチームで、そちらのホームゲームだったのである。
せっかくリバープレートの応援グッズを購入しておいたのに、アウェーの
スタジアムでは・・・
しかも回りはRacingファン。
いそいそと応援グッズをバックの中にしまうことに。(あ~あぁ・・・)
肝心のゲームの方だが、お互いチャンスを作り合うゲーム展開で盛り
上がったぜぃ!
しかも、サポーターの応援に一体感があり迫力満点!
(あまりに過激すぎるようで、ファンが興奮してグランドに入り込まないように
グランドの周りにはお堀があり驚き!)
よく、”スタジアムが揺れる!”などと表現するが、建物が古いこともあり、
本当に揺れたのには笑えた!
結局ゲームは、1-1のドロー。
試合後も応援合戦はしばらく続き、南米のサッカーファンの凄さを見せつけ
られた気分♪
この雰囲気を味わえてホント良かった!
そして、いよいよブエノスアイレスを離れる時が。
バスターミナルに到着すると、夜行便を待つ乗客でごった返していた。
無事出発ゲートを確認でき、バスはイグアスに向けて定刻通り出発。
これから16時間の長旅。
うまく眠りにつく事ができると良いのだが。。。
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