Monday, December 26, 2005

11月21日




さむい、サムイ、寒い!!
ポトシへ向かうバスは最悪・・・
暖房はつかないし、ブランケットの貸し出しも無し。
寒くて凍えてしまいそうだった!(本当に!!)
おかげであまり眠ることもできないままポトシに到着。
朝5時。
辺りは薄暗く、街はまだ眠っている。
ガイドブックを頼りにタクシーで宿に向かったが、あろうことか何と満室。。。
クソ寒いのについていない・・・
ガイドブックを再度チェックして近くの別の宿へ。
ノックしてもなかなか人が出てこなかったのでどうなることかと思ったが、
無事部屋を確保。(ホォ、助かった・・・)
寒さからの解放とバスの疲れで死んだように眠ってしまったな。
気が付くと時計の針は11時。
シャワーを浴び昼食を取った後、銀鉱山ツアーに参加した。
そう、ここポトシは鉱山で有名な町なのである。
ヘルメットにヘッドライト、上下の作業服に長靴という出で立ちで、いざ出発!
まずはお店で鉱山で働く人達へのお土産(コカの葉、タバコ、アルコール類など)
を購入する。
そしていよいよ鉱山へ!
埃と暗闇に包まれた坑道を進んでいくと、次第に圧迫感を感じ息苦しくなる。。。
しかも、トロッコが通るような道を歩きながら見学するのかと思いきや、
3-4mある梯子を連続して5-6個上ったり、結び目があるだけのロープで
崖を下ったり、人一人がギリギリ通れる様な穴をくぐり抜けたりとまるで
映画の世界。
かなりきつかった・・・
おかげで7人いた見学者も、全て見学できたのはオイラともう一人だけ。
見学途中には、ダイナマイトの爆音が響き渡りビックリ!
実際に、仕掛けたダイナマイトに火をつけるのを見てから安全な場所に
逃げ、爆発の瞬間を待ったりもした。
かなりスリルのあるツアーである。
結局3時間以上暗闇の鉱山内を歩き回った。
坑道から出てきて太陽を眺めることができた時は、”生きて帰れた!”と
いった感じで本当に嬉しかったな。(苦笑)
ちなみに、鉱山で働く人々は、この狭い暗闇の中で、食事も取らずに6時間も
働き続けるのだそうだ。
とてもじゃないが、オイラには耐えられない過酷な仕事である。
とにかく、貴重な体験ができ、大満足のツアー。
でも、梯子やロープから滑り落ちたら大ケガをしてしまうという恐怖感から
全身に余計な力が入ってしまい、お疲れモード。。。
夕食時にはチェフライ(ブドウの蒸留酒を炭酸ジュースで割ったボリビアのお酒)
も飲んだし、今夜は良く眠れそうだ。

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