Monday, February 20, 2006

緊張感


<2月8日>
まだ体調が不十分のせいか、眠りが浅く疲れが抜け切らない。。。
今朝は早起きをして、北朝鮮との国境近くにある、第三トンネルを見学することに。
眠い目をこすりながら、ツアーの集合場所へ。
殆どのツアーメンバーが日本人であったため、説明が日本語で行われラッキー♪

ここでちょっと第三トンネルの説明を。
このトンネルは、ベトナム戦争の際にベトナム軍がとった戦略を参考に、北朝鮮が
韓国侵略を目的に作ったトンネルの1つで、ソウル市内から車で1時間ほど北に
位置する。
この他にも、第一、第二、第四トンネルが現在発見されているが、この第三トンネルが
一番大きく、発見当時は韓国を震撼させたそうだ。
しかし、北朝鮮からの亡命者によると、このようなトンネルは全部で20本掘られた
とのことで、引き続き予断を許さない状況が続いているのである。

”第三トンネルに近づく=国境に近づく”
国境近くの非武装地帯には有刺鉄線が張り巡らされており、武装した兵士達が
北朝鮮に睨みを利かせていた。
道路脇には”地雷注意”のサインが並び、写真撮影も制限。
国境が海上となる日本にはない緊張感がひしひしと伝わってくる。
トンネルは、地下70m付近に掘られており、北から南へと一直線に伸びて
きており、掘り進めるのに邪魔となる水分が北へ流れるように、南側が高く
設計されているそうだ。
北朝鮮と韓国の現状を目の当たりにして、色々と考えさせられたな。。。
とても貴重な体験!

一度友達の家に戻ったあと、夕食に出かけることに。
ソウル最後の夜ということもあり、カルビを食べに行くことにした。
骨付きカルビが独特のタレに漬け込んであり、何とも言えない美味しさ!
いや~大満足!
(しかも、おごってもらってしまったよ!)

お腹が落ち着いたところで、ソウルタワーへ。
ソウル市内が一望できるこのタワー。
メチャクチャ寒かったけど、ここからの夜景は美しくとても幻想的。
でも、周りはカップルばかりで、男3人ででかけたオイラ達はちょっと場違いと
言った感じだったかな(苦笑)

こうして、ソウル最後の夜は過ぎていった。
色々なことがあったソウルとも明日でお別れ。
ちょっと寂しいな~

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